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  • いしざわみな

小道具🍚ちらし寿司


私の作品にはよく食べ物が出てくるのですが、今回はちらし寿司でした。

私の郷里のちらし寿司は、具が沢山入っています。にんじん、蓮根、干しシイタケ、コンニャク、油揚げ、さやえんどう、今の時期ならタケノコや山菜、秋ならキノコや銀杏が入ります。最低でも8種類くらいの具を混ぜ合わせた上に、錦糸卵をたっぷり散らし、色鮮やかに海老や季節の魚がのっています。いなり寿司も、海老や魚は入りませんが、基本的にこれを詰めます。なので、他におかずがなくても、わりとバランスが取れているのです。

上京して、スーパーで買ったいなり寿司にゴマしか入っていないと知った時、そりゃあもう驚いた! という話を稽古の合間にしていたら、客演のさかい蜜柑さんも同意してくれました。そうなんです! さかいさんは香川のご出身で、私は高知。四国は全体的に具がたっぷりのようです。

さて『私の帰る処』の舞台は東京なので、どんなちらし寿司にしようか迷ったのですが、“齋藤家自慢のちらし寿司”ですがら、やっぱり具沢山だろうと思い、でも子ども食堂で出すという設定なので、比較的安上がりにできる具を揃えてみました。劇中、枇南子は“魚肉ソーセージを桜の花びらに見たてて散らしてみたら悪くないのよ”と言っているのですが…… 出演者からもスタッフからも「豚の足みたい」と言われていました。たしかに(笑)。

また、陽花は“安っぽい味になっちゃって…”と、ほとんど食べてくれないのですが、決して安っぽい味にはつくっていません。つくっていないはず…… やっぱり美味しく食べたいですものね~(^^;) 


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