いしざわみな
- 2021年5月23日
『私の帰る処』上演申込みがありました!!!
このたび、『私の帰る処』(二人芝居)の上演申込みをいただきました。 当初は今週末に上演されることになっていたのですが、緊急事態宣言を受けて延期され、7月に新宿3丁目にあるカフェ&バーで上演される予定です。 ご連絡くださった小林明日香さんは、シアターインプログレスという劇団で活動されている方です。 劇団の活動のほかに、シンガーソングライターのご友人と毎年一回、小さなカフェで歌とお芝居のライブをなさっていて、そのライブで『私の帰る処』を上演したいというお話でした。 小林さんは、このホームページから『私の帰る処』を読んでくださったそうで、新しく「戯曲公開」ページをつくって良かった! としみじみ喜びをかみしめています。 『私の帰る処』には3人バージョンもあるので、いちおう読んでみますか? とお尋ねし、日日刻々の冊子をお送りすることになったのですが、その送り先を見てビックリ! とても近いところに住んでおられました。 そんなわけで、2月の終わり、隣駅で小林さんとお会いしました。 お会いして話していると、他にも驚かされることがありました。 まず、シアターインプ


いしざわみな
- 2021年5月16日
『幸福な夢』戯曲デジタルアーカイブへ
東京は三度目の緊急事態宣言下、各地でも感染拡大が深刻になっているなか、いかがお過ごしでしょうか。 2月の短編戯曲祭が終わってから身辺慌ただしく、すっかりお知らせが遅くなりましたが、「戯曲デジタルアーカイブ」に『幸福な夢』が掲載されました。 [日本劇作家協会] 戯曲デジタルアーカイブ (playtextdigitalarchive.com) 数少ない作品のなかでどの戯曲を提供するか、それなりに悩みました。 この先、自力での公演が難しいこともあり、いっそ未上演の作品を掲載することも考えましたが、最終的には、1996年、2004年、2016年と三度に渡って上演されている『幸福な夢』を選びました。 これだけが唯一、依頼されて執筆した戯曲だということも大きな理由です。当時、上演料はいただいていませんが、それ以上に計り知れない大きなものを、たくさん受け取った作品です。 日日刻々での上演(2016年11月)を観にきてくださった山田百次さんは「20年前に書いたというのに驚いた。今書いたと言ってもおかしくない」と仰ってくださり、拙作のなかでは上演してもらえる可能性