

いしざわみな
- 2017年9月24日
夏の収穫・せりふを読んでみよう
結局この夏はブログを更新できず、出し忘れた(サボっていた?)宿題をやるような気持で書いております。すみません(-_-;) 真木野ほど厳しいものではありませんが、私も先月、4日間のワークショップに参加していました。日本劇作家協会が主催する、劇作家と俳優のためのせりふの読み方ワークショップ「せりふを読んでみよう」というものです。 今回の講師は劇作家・演出家の川村毅さん。 期待通り、収穫ははたくさんありましたがとても書ききれないので、少しだけお話したいと思います。 その一つは、戯曲のリーディングとはどういうものなのか? その意義と可能性について広く学ぶことができたことです。 海外事情に詳しい川村さんの話では、欧米では頻繁に行われ、本公演よりもリーディングのファンという観客も多いそうです。そして、スター級の役者さんも率先して参加するのだそうで、それは「世界で初めて発語するのは名誉」という気持ちがあるからだと聞き、なんだか胸が熱くなりました。 リーディングの魅力は、演じ手の解釈が入らない状態で、より率直に言葉が響くということ。つまり、それは戯曲を読む楽しさ