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書きたいことも、書くべきことも、すべてはその日々のなかにある…
そんな思いから、新しい芝居づくりの場に「日日刻々」という名をつけた。
たとえば、舞台を観ながら
「私はあそこにいてもおかしくない」「あそこにいるのは私だ…」と感じるような、
たとえば、見終わった後、
それまで考えたこともなかったことを考えてしまうような、
なんだかわけがわからないけれど気持ちを揺さぶられ、モヤモヤしてしまうような、
そんな芝居をつくりたいと思っている。



<日日刻々 第二回公演>
2017年3月31日~4月3日
『私の帰る処』
作・演出:いしざわみな 出演:さかい蜜柑 真木野透子
会場:読書空間みかも
緑豊かな庭に囲まれた古い家で、樹々のざわめきや小鳥のさえずり、花々の語らいに囲まれて、健やかに成長し、仲良く育った姉妹。
姉の枇南子は母を看取り、今は施設に暮らす父を見守りながら50年その家で暮らしている。妹の陽花は、福島に嫁いで20年になる。
震災から6年----
これは、妹がようやく里帰りした春の日の、数日間を描いた物語です。


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