戯曲公開
ずっと戯曲集というものに憧れを抱いてきた私にとって、このような形で戯曲を公開することは自分でも思いがけないことでした。
どういう心境の変化があったのか?
ごく簡単に言えば、自分の書いた戯曲が多くの方の目にふれるための、より多くの機会を得たいと思ったからです。
私もかつてその一人だった演劇部の活動や、全国に存在する「戯曲を読む会」などでこれらの戯曲を読んでもらえたら… と少し期待しています。
さらに、どなたかが演出した上演を観る機会があれば… と夢を膨らませています。
幸福な夢
近未来のどこか、まもなく住めなくなるという土地で、かつて自分が捨てた妻を待つ初老のダンサーの物語。
上演時間/30分
登場人物/4人(男2・女2)
1996年、2004年に上演されたものとは異なる、キッド・アイラック・アート・ホールでの上演に合わせて加筆修正した上演台本です。
閲覧・印刷・ダウンロードはこちら
(PDFが開きます)
私の帰る処(初演版)
2017年の早春、妹は福島から東京へ里帰りした。
人生の折返しを過ぎた姉妹が、震災後初めて語り合う数日の物語。
上演時間/30分
登場人物/2人(女)
「せんだい短編戯曲賞2018」の最終候補作品に選出され冊子に収録されているものは再演版で、登場人物が一人増え女性3人となっています。
閲覧・印刷・ダウンロードはこちら
(PDFが開きます)